金造の出稼ぎ先の方が退職後に八女の近くでパン屋を始めたのでそこへ行くと言うので、便乗し、長年の念願だったao cafeに行ってきました!
クチコミでわかりにくい駐車場、お店の場所を写真付きで紹介してくれていたので、すぐわかりました!
ここはかつて、券番といって、芸妓さんの出演料や出番の取り次ぎを行う事務所があった建物だそうで、築100年ほどの建物を店主の男性が改装し、自ら古い道具を集めてきて再生したりして作り上げたお店だとか。
古民家カフェなるお店に行くといつも思いますが、こういう古いものをこんなに素敵に魅せる術、素晴らしいですよね…
店は手前に雑貨とクラフトのお店Roji猫のコーナーがあり、奥に進むとcafeになっています。
私は看板メニューである、aoの野菜たっぷりヘルシー膳1250円を頂きました。
唐揚げに見えるものも、鶏ではなく、大豆ミートですよ!!
これはなんだろう???と思うような初めて食感のものもあったり、とっても楽しく美味しく頂けました。
ドリンクは八女紅茶をチョイス、デザートはこの日は豆乳プリンでした。
お子様メニューや軽めの食事と言うのも見当たらなかったので、りおさんには豆乳と大豆の薬膳カレーセットを頼みました。
もちろん、大人用なので一人では食べきれませんでしたが、スパイスは効いてるけど優しいお味だったので何だかんだで結構食べました
食後はせっかく来たので、古い町並みを少し歩いてみることに。
保育園でお仕事をされていた方が子供と触れ合いたいのと、絵本にもいいもの、そうでないものがあること、よい絵本を伝えたいとの思いで始められた小さな絵本のお店「ありが10匹」を覗いてみました。
自分では手に取らないような、初めて見る絵本がいっぱい。
りおさんはなんだこれだけしかないのかと思ったのか、カバンからノートを取り出し、何か書きはじめたり、落ち着かない様子。
色々お話を聞かせて戴いて、せっかくなのでと一冊読み聞かせをしていただきました。
お土産に飾ってあった折紙のバラをいただいて遊んでもらって、何だかんだと楽しめたようです。
それからりおさんはトイレ〜公園へ脱走してしまったので、幸か不幸か一人街歩き。
白壁の街並みを探して歩いていると見つけた「堺屋」。
昔、酒屋さんだった方のおうちで、贅を凝らした造りを見ることが出来ます。
屋根の下の三角の部分には富士、鷹、茄子の絵がほどこされており、一富士二鷹三茄子になっていると、案内の女性がぶら〜りと歩いている私の腕をぐいとつかんで教えてくださいました。
何軒かこ洒落た雑貨のお店などを外から眺めたりしつつ、もう一軒行きたかった「うなぎの寝床」へ。
パッと見わかりませんが、ここがお店です。
中には福岡、佐賀、大分を中心とした工芸品の良いものがずらり。
ふらっと来て欲しいもの買えるほど私のお財布自由が利かないので
かねてから竹ざるを洗う時に欲しいなぁと思っていたたわしだけ頂きました。
福岡のうきは市で棕櫚ほうきを作られている、まごころ工房さんのもので、とってもやわらかいんです。
いつかほうきも欲しいなぁ…
りおさんを追って公園の方へ歩く途中、偶然喜多屋の酒蔵の煙突を見つけました。
元上司の名前の酒屋さんなので気になっていたのですが、八女だったのですね。
でも、ただいま禁酒中で覗いても試飲も出来ないので、遠目で見るだけにして帰路に着きました。
ちなみに、白壁の町をぶらり散策される際は、八女市役所の駐車場が観光客にも開放されているようです。
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■ao cafe
福岡県八女市本町44−2
TEL:0943−24−9700
定休日:火曜日(不定休有)
営業時間:11:00〜18:00くらいまで
駐車場:紺屋町商店会駐車場内5台(空いてない時は八女市役所駐車場を利用)
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