妊娠5ヶ月に入ったら最初の戌の日に腹帯を巻いて安産祈願に行くといい、と言われていますよね。
戌(犬)と言うのは動物の中で一番安産なんですって、だから、その犬にあやかって戌の日に・・・と言うことのようです。
私は昨年妊娠したとき(流産でしたが)は東京住まいだったこともあり、有名な
水天宮に行きました♪
でも水天宮は人気が高いので、祈祷を受けるには受付を済ませてから呼ばれたら他の妊婦さんと十数名社殿の脇で行列待ちし、合同でお祓いをしてもらう、といった具合でした。
もちろん水天宮に行って安産だった方もいっぱいおられると思います(むしろその方が多いのかな?)し、やっぱりせっかくなら水天宮に行きたい(私もそうでしたし)と言う方もおられると思うので、水天宮に行かれるのはいいと思いますが、結果的に私は流産してしまったので、まあこだわらなくてもいいのかなと今は思います。
後々お礼参りや出産後はお宮参り、七五三など神社に出向くことは度々ありますから、日頃お世話になっている神様があればそちらが一番いいのかなと思います。
今回は日頃からお花見に行ったり、腹帯も事前にそこで頂いていたこともあり、
那須の乃木神社に行きました。
乃木神社といえば東京にあるものが有名ですが、那須野が原は乃木将軍が開墾で農場を開かれていたゆかりの地であり、明治天皇の崩御を受けて乃木将軍夫妻が殉死された後、那須野が原の人たちによってこの地に乃木神社が作られました。
こちらでも、結局他の方とあわせて3組合同でお祓いを受けましたが、10数名よりはだいぶ有難みがありました・・・待っている間も椅子が用意してありましたし、水天宮では混雑しているので妊婦さんしか入れませんでしたが、こちらでは主人と一緒にお祓いを受けられたのも嬉しかったです。
祈祷をお願いする時に納めるお金を"初穂料(ハツホリョウ)"と呼ぶのは、昔は農作物などを納めていた名残だそうです。
ちゃんと"御初穂料"と書いた熨斗袋に入れて持って行くものだそうですが、何も知らず、フツーにお守りを頂くときの様に"現金払い"みたいな感じで出してしまいました
ハズカシー
お宮参りの時はちゃんと用意しておこう・・・
ちなみに、水天宮では確か3,000円、那須乃木神社では5,000円〜でした。
乃木神社高いな
・・・っとちょっと思ったのですが、帰りにお札のほかに色々と頂けました。
頂こうか迷っていたお守りも入っていたし、
手持ちの腹帯につけられる祈祷済みの小布も入っていました。
そしてビックリしたのが蜂蜜と落雁!
乃木将軍が激戦地で口にした蜂蜜が大変力になったと言うことを後々まで語り続けていたことから蜂蜜を頂けるんだそうです。那須野が原で有名な下鳥養蜂園の蜂蜜でした♪
そして大好きな落雁!!!正しくは"麦こがし"とありますね。こちらも乃木将軍が気に入られて、農場で収穫した麦で手作りして客に振舞ったりされていたことにちなんで、頂けるんだそうです。こちらは那須塩原市の"
風味堂"というお菓子屋さんのものでした。とっても美味しかったからお店で買えるのならまた食べたいなぁ・・・
あ、あと、安産祈願に行くのは5ヶ月の戌の日と書きましたが、今回は実際には6ヶ月の後半、しかも戌の日じゃない時に行きました。
5ヶ月の頃、体調が安定しなかったり、天候にも恵まれなかったり、さらに主人と行ける土日で戌の日を待っていたら随分先になってしまいそうだったので・・・
体調やお天気のいい日に、いつもの神社に行くのがイチバン!と思います。