お屠蘇紅茶
2016.01.03 Sunday
みなさまはお屠蘇、飲まれましたか?
私の実家は、父は毎晩晩酌の人でしたが、お屠蘇の習慣は無く、九州に来てから年末になると病院や薬局でお屠蘇の素を頂くのを恐る恐る匂いをかいではとても飲む気になれず、3年以上が過ぎました。
一昨年から通い始めた
料理教室&カフェおおきな樹でも、お屠蘇の素を売られているのですが、これが独自のブレンドで他とは比べ物にならないくらい美味しくて好評なんだとか。そうは言われても、まだ飲まず嫌い、お酒や味醂に漬けて…とする気にはなれないな〜と思っていたところ、そのお屠蘇の素を作る時に微粉になったいわば“残りかす”を紅茶に入れて飲む「お屠蘇紅茶」と言うのを飲ませていただきました。
これが美味しい!!
これなら飲みたいわ!と言うことで、今年はお屠蘇紅茶の素を頂きました。
何々??
丁子(クローブ)、白朮(オケラ)、甘草、陳皮、茴香(ウイキョウ=フェンネル)、防風、桔梗、山椒、桂皮(シナモン)、生姜
が入っているんだとか。
そういえば、大好きなベニシアさんの番組、NHKの
「猫のしっぽカエルの手」で、クリスマスの頃にホットワインを作っていましたが、ワインにオレンジやレモンと一緒にクローブやシナモンなどの“スパイス”を入れて飲むんですよね。
お屠蘇とは悪鬼を掃うとか、病気をしないために飲むとか言われているそうですが、ホットワインも冬にお酒にスパイス(薬草的な)を入れて風邪予防に、と考えると遠く離れた異国の地でも昔の人は同じようなことをして暮らしていたのだなと不思議です。