那須野が原にいたころは“0才からのファミリーコンサート”なんてのを年1回やってくれたので楽しみにしていたんですが、こちらでは何かないのかしら…調べてみたら出てきたのがこれ、「熱狂の日」。
???これって国際フォーラムでやってたのじゃん?!
何もこんな大層なのじゃなくてもいいんだけどなぁ…
鳥栖市の身の丈に合ったものを開催してくれればいいだけなんだけど…
でも他にないので、行ってみました。
今年のテーマは『Le Sacre Russe(ロシアの祭典)』。
ロシアの作曲家、チャイコフスキーとか、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ…聞いたことあるけど、どんなだか思い出せません。
まあでも、今回は“RIOさん音楽と親しむ”が我が家的テーマなので細かいことはいいとしましょう。
グルメ屋台を通り過ぎて0才からでも入れるキッズプログラムの会場へ。
ちょうど行った時間には福岡こども短期大学(そんなのあるのね)の学生さんたちによる“リトミックで遊ぼう”というのをやってました。
リトミックってなんか流行りになってますが、要は音や音楽を使って遊んだり体を動かしたりすることみたいですね、別に仰々しく“リトミック教室”など通わずともフツーに家でやっていたことみたいです。。。
お姉さんに誘われて(半ば強引に連れ去られて)いったRIOさん、会場に来ていた子供たちの中では一番小さい部類だったこともあってか、この音楽が鳴ったら赤いボールを箱に入れてね〜と言われて、お兄ちゃんお姉ちゃんたちが我先にと夢中でボールを拾いに行っている間、拾うでもなく、泣いて戻ってくるでもなく、ただどうしてよいかわからない状態で立ち尽くしておりました。
ハハハ…まだちょっとね、わかんないよね。
ハタとこっちに母さんいるのを見つけたら満面の笑みで走って戻ってきました〜
よしよしよし〜ぎゅう〜〜
でも、お友達もいないし、保育園にも行っていないRIOさんにはいい勉強になったかな??
数少ないトイレ(ちと臭う
)のオムツ替えシートでオムツを替えたらお昼ご飯にしまーす!
グルメ屋台へレッツゴー!
下調べで無いのは大体わかっていたけど、やっぱりないのね、ロシア料理の屋台。せっかくロシアの祭典なんだからロシア料理とかロシア風の味付けとかなんか出せばいいのに。
佐賀のB級グルメ、シシリアンライスと佐世保バーガー、トスンカレーロールを購入して木陰へ…
ピクニックに必ず持っていく大判テーブルクロスが我が家ではレジャーマット代わり。なんとなく気持ちいいのです。
トスンカレーロールは郷土食“ブツ焼き”をイメージした生地でカレーやら唐揚げを巻いたものなんですが、あんまり期待していなかったこれが一番おいしかった。皮がフシギな食感でした。
さて、ご飯を食べ終わると何やら管楽器の音が響いてきました。
音に誘われて池がある庭園に造られた“水上ステージ”へ。
ほどなく“ERNST”の演奏が始まりました。
九州在住or出身のトロンボーン奏者で結成されたアンサンブルなんだそうです。
那須野が原でクラリネットを聴いた時もそうでしたが、トロンボーンって別に好きでもなく、気にしたこともありませんでしたが、改めて生で聴くと体に響いてきていいものです。
久々の生の音楽と言うこともあってか、じーんと来てしまいました。
色々演奏してくださいましたが、やはりRIOにはちょっとテンポの速いジャズが一番楽しかったようです。お尻ふりふりのってました。
このイベントを開催するために鳥栖市がお金をつぎ込むことに対し、市議会や市民からも物議をかもしたようで、私もここまで大きなイベントにしなくても音楽聴きたい人はお金払ってでも聴くさと思っていました。
でも、実際に無料で、屋外などで子供も一緒に気兼ねなく楽しめるのはいいなぁと思ったので、ちょっと複雑。
0才からOKと言う割にはオムツ替えコーナーを用意しているでもないし、有名アーティストや他県からもお客さんに来てもらう割にはトイレ臭うし…
やっぱり身の丈に合っていないのでは???
でも、ある程度定着してから、もう少し小さい、市独自のイベントにしていくのもありなのかなーとか、いろいろ考えてしまう出来事でございました。