土曜の牛??
2010.07.26 Monday
今日は土用の丑。うなぎを食べるといいと言われますよね。
でも、結構いい年になるまで、
「土曜じゃないのに・・・???」
「牛なのにうなぎ??」
とまるで意味がわかりませんでした。
土用というのは年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことを指すそうです。
例えば今年なら立秋は8月7日ですから、7月20日から8月6日が土用ということになりますね。
その間にある十二支の丑の日が"土用の丑の日"と言うことになり、その年によって丑の日が1回だったり、2回だったり・・・今年は7月26日の一回だけですね。
土用の丑の日にうなぎを食べるといいというのは結構とってつけたコピーだったようです。
夏の土用の丑の日に"う"がつく食べ物を食べると精がつくという言い伝えをもとにうなぎを売り出したとか。
こういう日にうなぎを買うと、母の日のカーネーションの様にぼったくられるのが落ちだから、ちょっと日をずらして気分だけ味わおうかななんて思ったりもしたのですが、いつも愛用しているグルメなスーパー"
世界の食品 三枡屋"は果物、牛肉の他魚介類の品質がとてもいいので、三枡屋のうなぎになら投資してもいいかなと思い、珍しく買ってしまいました
外国産でもヘタな国産よりは美味しい場合だってあると思うので、普段はあまりこだわりませんが、今日三枡屋で売っていたのは愛知産でした。
せっかくなのでマニュアルどおり真面目に温めて食べました。
フライパンにアルミホイルを敷いて、うなぎを載せて、酒を振りかけて、ふたをして蒸し焼き
今までスーパーでうなぎ何度も買って食べていましたが、全然美味しかったです!!!
よく、うなぎの調理の仕方で関東は焼いてから蒸すんだと聞きますが、あ〜なるほど、こちら関東式ですね!って感じの、ふっくらしたうなぎでした。
とってつけたコピーがこれ程に定着して、「土用の丑にはうなぎを食べないと夏を乗り切れないですぅ〜!」なんて言われる様になる、これもまた、何でも取り入れて自分たちなりに消化してしまう日本文化らしい気がします。
若女将 和子 | 料理 | - | - |