ご無沙汰しておりました!
1月のキルト展の帰り、とーっても寒くて、それから急に体調を崩してしまい、お宿の営業どころか家事すら出来ないほどになってしまい、皆様にもご心配をおかけしました。
まだまだ本調子ではありませんが、主人に介護してもらい、食べ歩きや旅行にも連れて行ってもらってますので、ぼちぼちマイペースで、ご紹介していきたいと思います。
ブログ復活第一弾は花見山!
なんか、タイトル見ると花見山って言う力士が復活したみたいですね?!
違うんですよ、花見山って言うのは福島にある花の名所なんです。
昔から福島には三春といって梅、桃、桜の三つの春が一度にやってくると言うところが有名ですが、三春自体にはそういった三つのお花を楽しめる名所があるわけでは無い様で、その代わりに福島市内に花見山というところを発見しました。
ここは、阿部一郎さんと言う花木農家の方が私財を投じて花を植え、作り上げた公園を50年も前から無料で開放されているんですが、花木農家ですから、色々な種類のお花を楽しめるんです。
特に梅、桃、桜が楽しめるこの時期は昨年は28万人もの方が訪れたんだそうです。
この時期はマイカー規制してますので、案内に従って駐車場からシャトルバスで!バスを降りると売店や休憩所があります。
ちょうどお昼頃だったのでまずはベンチでお弁当をひろげました。
花見山の遠景を眺めながら…向かう先は写真左手の花真っ盛りの山です。
菜の花の黄色と桜のピンク、まさに春の色彩です。
歩き進むと桜の薄ピンク、桃の濃いピンク、それにレンギョウの黄色が素晴らしいコントラスト!
花見山は左…の看板が出る頃、右もキレイだなと看板に反抗して右に進むと「最後の売店ですよ〜!」と商売熱心な掛け声が…あーーーそういうことか…まんまとだまされた…と思ったその時、すごいおじさん発見!
名物おじさん、"どうろ工事きみまろ"さんです。花見亭と言う売店・休憩所をやっており、岩魚の塩焼き、福島名物"前田美豚(ビトン)"の串焼き、いちご、きゅうり、桜たい焼きから花の苗木まで幅広くお商売されています。
写真をお願いしたら快く応じて下さり、特製お帽子までかぶらせてもらいました
せっかくのご縁なので、休憩もかねていちごを頂くことにしました。うまいこと商売に乗せられてしまいましたハハハ
だいぶ歩きましたが花見山公園はここから。
入り口は池や庭石、灯篭など本当に庭園風にしつらえてあり、田舎の山を開放しているだけではない!!!
散策コースは30分、45分、60分コースがありますが、せっかくなので60分コースへ。健康な方ならいい運動になりますが、結構坂は急だったりするので、脚の悪い方は山の手前までのお散歩にした方がよいでしょう。
山の中には所々にベンチや東屋が配置されているので、宴会は無理ですが休憩やお弁当くらいなら頂くことが出来ます。
頂上からは花景色を通して福島市街、そして遠くには吾妻連峰を望むことが出来、まさに絶景!
阿部さん、素晴らしいところに山を持っていたもんです。
12時頃着いたのですが、15時半頃まで、たっぷり遊ばせて頂きました。
降りてきたら是非゛ダンケシェーン"でエーデルクリームを!他の店では桜アイスとか抹茶味とか色々やってますが、ここはミルク味のソフトクリームのみ。なんだ…さらに巻き巻きもちょっと少ない感じ…なんか残念…と思ったのもつかの間、メチャクチャミルクの味が濃くて美味しい!!!!!これはミルク味だけにこだわっているのがわかります。このお店、駅前にもあるらしく、こちらではいろんな味が楽しめるようですが、まずは是非エーデルクリームを食べてみてください。
最後に売店で花束を頂いて帰りました。つぼみがいっぱいでしたが、翌朝になったらこんなに満開!
聞きもせずに買ってしまいましたが、多分、トウカイザクラ、ソメイヨシノ、ボケの3種混ぜ混ぜ。こんなにたっぷりで300円!
花見山のお花見は歩きながらいろんなお花を楽しめて、都心の通り抜けだけのお花見とも違ってお弁当を広げたりゆっくり出来るし、とっても楽しいお花見でした。ソメイヨシノの見ごろはまだまだこれからですから是非足を運んでみてください。花見山へのアクセスや駐車場、最新の開花情報は是非こちらの
ごらんしょふくしま(福島市観光物産協会)をご覧下さい。一般の花見スポット情報ですと未だ"ツボミ"と表示されていたりして、若干ずれがあると思います。