七宝の菓子皿
2009.12.02 Wednesday
和菓子をお出しするときによく使うのがこの七宝の小皿。
昔母にねだって
安藤七宝店で買ってもらったもので、"市松"というものです。
外国人受けしそうな和風の柄のものが多い中、ちょっとモダンな感じが気に入りました。たまにケーキ皿としても使うんですよ
七宝はその美しさから七つの宝石にも匹敵する焼き物として、七宝焼と呼ばれるようになったんだとか。
金属の上に様々な色のガラス釉薬を焼き付けて作られます。
愛知県には江戸末期から七宝焼の製造が盛んに行われ、"七宝町"という地名が残っているところまであります。
私、愛知県出身で。
こんな美しい七宝焼ですが、意外と知られていないので、愛知県の宝を知ってほしい・・・と思い、結婚式の引き出物には是非とも七宝の小皿を入れたいと思っていました。
たまたま主人と二人とも気に入った柄が"結(むすび)"と言う、結婚式にもぴったりな柄だったので、それを選びました。
さて、今回はスーパーで見つけた秋の和菓子セット、あまり味は期待できないと思いつつ、あまりに秋色が素敵だったので買ってしまいました。
左は紫いものあんころ餅、それに右の秋色の3色団子と、黄色い栗あんのあんころ餅、甘栗あんのやきもちがセットになっていました。
黒文字(和菓子の時によく使われる黒い木の楊枝)の代わりに使っているのはMUJIのフォーク。モダンな菓子皿にピッタリだと思いませんか??