サメの煮付け
2009.12.12 Saturday
この辺りではサメをさがんぼと呼び、昔からよく食しているんだそう。
確かに、この辺りのスーパーでは季節を問わず、サバが売り切れた日も、ブリがない時期も、秋刀魚の時期も、いつだってサメは売られている。
栃木県は海無し県。昔は冷蔵設備や運送手段もあまり無いから、海魚は干物などしか手に入らなかったそう。そんな中、サメはいたみにくいことから、茨城などから運ばれてきて、よく食べられていたんだとか。
今日は定番という、煮付けにしてみた。
前回はモーカサメというのでやってみたが、これは見た目はカジキににて肌色でまったりした感じ、味や食感もまったりしていた。
今回はアブラツノザメというもの。
こちらはふんわりと言ったところ。小骨は軟骨状態コリコリで食べられる。コラーゲンもたっぷりで美容・健康面で見直され始めているとか?!やはり味はいたって淡白なので、砂糖醤油でしっかり味をつけたい。煮始めてから慌てて入れたショウガも、淡白な味を引き締めるのによかった。
この辺りでは給食などにも出るのだろうか???
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