珍車
2009.12.22 Tuesday

SAAB。Svenska Aeroplan Aktiebolaget(スウェーデン航空機株式会社)の略である。
初めてそのブランドを意識したのは15年ほど前だったか。
歯科医をしている知り合いの家に行った時。
質素、地味に暮らしている我が家や、知人も自然と同じような暮らしぶりの人が多い中、そのお家は家具や調度品、食器もとても素敵で、奥様もとってもおしゃれだった。歯医者さんってお金持ちそうだし、どんな車に乗っているんだろうと思ったらSAABだった。
初めて見たときの印象は
「これってかっこいいのか?」
それからずっと、気になっていた。
そのうち、そのよくわからなさがかっこいいように思えてきた。
それから5年後くらいか、今番頭をしている金造とお宿の話を始めた頃、その思いが再燃した。
金造はブルースウィリスが「LEGACY, my first」とCMでつぶやいていたのがきっかけでSUBARU好きになった"えせ"スバリストだったが、たまたまSUBARUとSAABを一緒に売っている販売店があったことや、SUBARUとSAABがいずれも航空機産業から自動車へ入っていった歴史が似ていることなどから気になり始めたようだった。
使いやすいようにダイヤルだったり、スライドだったり、様々なデザインが施される国産車と異なり、四角くシンプルなボタンが並ぶセンターコンソールも独特で好きだった。
ちょうど2年ほど前、お宿開業準備にあわせてSAABを購入した。
やはり航空機を生業としている影響なのか、車内はとても静かであるが、その他はとても値段に見合うとは思えない(それを承知で買ったのだが)。以前乗っていたVW車(New Beetle)がほぼ非の付け所が無かった為、余計に色々気になる。何かいい車が見つかったら乗り換えたいなと思い始めてすらいた。
しかし、ここにきて、"SAABブランドが廃止に"、と言うニュース。
うーん。今ですらかなりマイナー車の部類のSAABだが、ますます珍車になりそう。どんどん古くなればメンテも必要で気軽に乗ることもままならないし、乗れるのは今のうちかもしれない。そう思うと、壊れるまでは乗るかねぇと思う今日この頃である。
若女将 和子 | その他 | - | - |