ヒクイナは高かった
2009.10.18 Sunday
この辺りでは那須岳の標高(1917m)をヒクイナ、ヒクイナ、と言って覚えるらしい。
那須岳はそういう名前の山があるわけではなく、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の総称らしい。そして、その最高峰三本槍岳の標高が1917m(正しくは1916.9m)なのだ。
今日はいよいよ、那須岳を目指したのだが。。。。
体力の無さと、中途半端なやる気の無さで登り始めたのが9時半過ぎで、三本槍は断念し、茶臼岳と朝日岳のみ登ってきた。
ヒクイナは、思いのほか高かったのだ
まず、駐車場確保が大変で、連休はマイカーは絶対やめたほうが良さそう。
今回は普通の日曜日だったが、9時頃着ではかなり待たないととめられない状況だった。
何とかロープウェイに乗ると、まわりは観光のオジジオババたちでいっぱい。まあこの人たち登山はせんやろーと思いましたが、ロープウェイの降り場付近が妙にだだっ広い斜面になっている為、結構の人がそこへ思い思いのペース、ルートで入り乱れて歩いたり止まったりしており、惑わされる。
そうは言っても茶臼岳登山方面に分岐するとさすがに軽装の人は減ってきた。
まぁ〜これまで登ってきた山と何が違うって、ひたすら岩と土、砂の山でした。そんなに標高差は無いはずなのに、思いのほか辛かった。
しかし、このすばらしい紅葉を見ることが出来ましたからね♪(あれ
あんまり写真じゃわからんな)
そして、朝日岳山頂からはこの風景。達成感と共に、ホントにあんなところ登って来たんかいね???(左後ろに↓くっきり見える茶色い山を通って来た)という不思議な感じ。
そして、ホントに三本槍行かなくてよかったな〜と、足クタクタになりながら下山した後は、お楽しみの温泉
那須湯本に、なんと1300年ほど前からあると言う、「
鹿の湯」という温泉に行った。ここはいわゆる湯治場で、近代的な設備も無ければ石鹸も使えないので、さっと体の汚れを落としたらあとはひたすら浸かるんだけど、まーとにかく雰囲気満点!純粋にいいお湯を求めている方には是非お勧めしたい。
入浴方法も独特。まずは48℃のお湯をひしゃくで取り、後頭部に100回くらいかけてのぼせ防止をして、それから41〜46℃まで、5種類(男湯は6種類)の浴槽に浸かっては休み、浸かっては休み、するらしい。
お風呂も、周りの床も木で、お湯は硫黄泉でにごっており、その湯が流れている川も写真のとおり真っ白!
帰宅後、頭だけはさすがにシャンプーしたが、体にはまだ硫黄の香りが残ってるみたい〜
昨日まで割れて辛かった指も治っておるぞ
そうそう、山登りの時は
昭文社の「山と高原地図」が役立ちますが、百名山だとなんとネットでも結構情報を得られます
もちろん、難しい山はちゃんと地図を入手して下調べ十分にしてから出かけた方がいいですけどね
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