火渡り祭
2009.10.24 Saturday
今日は近所のお寺
「成田山遍照院」で火渡り祭があった。
その名の通り、このお寺は千葉の成田山新勝寺の分院だ。
成田山新勝寺はなかなか派手なお護摩供養をいつ行っても受けられるので結構好きで、また、職場の先輩に毎年ここでの薪能に誘ってもらっていたので、親しみのあるお寺だったが、この分院が近くにあるというのにはご縁を感じる。
15時過ぎに行ってみるとちょうど護摩を焚いていた。
聞きなれた「のーまくさんまんだー、ばーざらだんせんだー」のフレーズが聞こえてくる。何回聞いても”脳膜散漫だー、ばーさら断線だー”に聞こえておかしい。
まだ青々した桧?を焚くせいか、ものすごい煙というか、水蒸気が舞い上がり、迫力満点。
そのうち、左の方に写っている修験者の方たちも見事に煙に巻かれてしまった
そして、護摩供が終わると火渡りの準備に入るのだが、何ともお寺の行事というよりは地域のイベント化している感じで、準備を見守るでも無く、菓子撒きが始まる。
だいぶ年齢を経て積極的というか、悪く言うとがめつくなった私だが、こういうときは生来の控えめな性格が出て、あまり取りにいけない。。。
結局近くに落ちたのを拾っただけ。
それに引き換え、番頭の金造は4つもゲットしてきた。ふむ。あの人、私より普段はおとなしくしているが。。。
菓子撒きが終わると次は修験者による餅つき。えっ…て感じですが、お餅は大好きなので餅つきを見守り、かなり数量限定のあんこもち&きなこもちを見事ゲット
そうこうしているうちに火渡りの準備が整い、列に並ぶ。
火伏守というのを500円で戴き、それを胸にしっかり持って、素足になって焚かれた桧の上を歩く。「熱くないから大丈夫です」と言われていたので、熱くないのね、とは思っていたが、ホント、温かい、という感じ。
歩き終えると足を洗えるように水槽が用意してあり、ちゃんとタオルまで用意してくれている。焚かれた桧は当然炭になっているので、足は真っ黒なのだ。アラララ
その後も、地域イベントならではのノリで、締めのお経が詠まれたりしているのに、地元の与一太鼓の披露など、淡々とプログラムが進められていくのがこれまたおかしかった。
若女将 和子 | 旅行 | - | - |